光情報ライブラリー 大和の四季 天川 御手洗渓谷 大峰山   

平成21年11月20日午後2時ごろ撮影
天川村 御手洗(みたらい)渓谷
 奈良県天川村にあります御手洗(みたらい)渓谷は、紀伊山脈にある大峰山の麓にある渓谷です。大峰山は近畿最高峰の八剣山(八経ヶ岳・1915m)を擁し、日本百名山の一つにあげられています。また大峰山脈から流れ出す清流により天川村は「水の郷百選(国土庁)」に選ばれるとともに、ごろごろ水で有名な洞川湧水群は「名水百選(環境庁)」に選ばれています。
 天の川と山上川の合流地点にある御手洗渓谷を挟んで天川村川合と洞川温泉を結ぶ「みたらい遊歩道」(全長7.3km約2時間)は人気で、急な上りや、吊り橋があったり、光の滝など渓谷美を堪能できます。
 天川村は、奈良県の南半分を占める吉野郡の中央部に位置し、近畿の尾根と称される大峰山脈、清らかな河川、深い渓谷など、村の4分の1が吉野熊野国立公園に指定されています。
 大峰山とは一つの山の名称ではなく、紀伊半島を南北にのびる全長50kmほどの山脈の総称で、一般的に大峰山と呼ばれる山は山上ヶ岳(1719m)のことを言います。大峰の地名は山上ヶ岳にある大峰山寺に由来します。
 女人禁制で知られる大峰山は、古くから修験道の道場として栄えた山です。
大峰山
・標   高:八 剣 山 1,915m
        大普賢岳 1,780m
        釈迦ヶ岳 1,800m
        山上ヶ岳 1,719m
天川村役場
奈良県吉野郡天川村大字沢谷60番地
・電  話:0747−63−0321
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