モンゴル大地3泊4日の旅 |
|
|
|
|
|
|
サェン・バェノー?
9月(2007年)19日から4日間モンゴル国を訪問しました。ウランバートルに着いたときは、ふるさとへ帰ってきたような感じで、アメリカやヨーロッパ、中国のような異国に来たような感じがしませんでした。
モンゴル国の国土は日本の4倍、人口は約250万人、首都ウランバートルには現在約100万人が集中しています。1992年にモンゴル人民共和国からモンゴル国へ国名が変更になりました。日本との外交関係は1972年に樹立、2006年の「大モンゴル建国800周年」に合わせ、2006年を「日本におけるモンゴル年」、2007年を「モンゴルにおける日本年」とし、日・モ間の交流、協力関係は一段と進展しています。2007年7月には皇太子殿下がモンゴル国を訪問されました。
首都のウランバートルは想像以上に都市化が進み、昭和30年代の日本と現代の自動車社会が入り混じっているような感じです。市街地は再開発が活発で、ビルや住宅の建設ラッシュ、道路は交通渋滞が激しく、びっくりしました。年々変化しているようです。
ウランバートルの都市周辺は、東西南北に草原を幹線道路が真っ直ぐ突き進んでいる感じです。幹線道路は舗装されているが、脇道に入ると地道になります。郡部に行くと、道路の左右の大草原には山羊や羊、牛、馬、駱駝が放牧されています。ところどころに柵で囲った定住のゲルやプレハブ、レンガ造りの家が点在しています。途中、バス停やガソリンスタンドはいたる所にあるが、ドライブインやサービスエリア、トイレ休憩所のようなものは見あたりません。トイレは草原で青空の下用を足します。
2日目は弊社商品のモンゴル岩塩蒙古颪の現地工場を訪問しました。ウランバートルから幹線道路を北北西へ約40km、草原の中に岩塩の現地工場がありました。岩塩の塊を粉末にする小規模な工場でしたが、日本の食品衛生法の安全基準を満たしており、安心しました。ウランバートルの市街地に引き返した後、ウランバートルから東北東へ約70km、保養地のテレルジに入ると、なだらかな山々や森林に四方を囲まれ、清流が流れ、ゲルやコテージが完備されているツーリストキャンプ地が約50箇所ほどあるそうです。雄大なモンゴル遊牧の旅が満喫できます。満天の星空、別世界に来たような体験が味わえました。
宿泊した「ツェベクマ・キャンプ」の道路標識が、モンゴルでは珍しくカタカナ文字で表示されていました。オーナーのB.イミナさんのお母さん、バルダンギーン・ツェベクマ(1924~2004)さんは司馬遼太郎さんの著書「草原の記」の主人公で、「モンゴルと日本の文化交流の架け橋」をされた先駆者で、キャンプ内に「司馬ハウス」と称するツェベクマ記念館があり、司馬遼太郎さんとの思い出の品々が展示されています。日本人観光客へのおもてなしはまた格別で、お料理も大変美味しかったです。10月から翌年の5月までキャンプは冬季のためクローズドされます。営業は6月から9月まで、観光シーズンは年間で4ヶ月間、6月はいろいろな花が一斉に咲き乱れるそうです。
ウランバートルの市内観光は、スフバートル広場、自然史博物館等を回り、ザハ(市場)等で買物、国立ドラマ劇場で馬頭琴やホーミー、民族舞踊を観賞しました。
3泊4日の短いモンゴル旅行でしたが、内容の濃い「最新事情を探る!モンゴル大地の旅」でした。日本人観光客は現在年間1万4千人位と言われています。モンゴルはモンゴル語しか言葉が通じないので、通訳が必ず要るところですが、これからますます脚光を浴びる人気の観光地になると思います。旅行窓口のオフィスモンゴルの内田敦之さん、現地旅行社のバートルツォクト、イミナさんご夫妻、通訳のバャンバタさん、モンゴル岩塩現地工場の方々ありがとうございました。
バヤルララー!
阪本光弘・蓉子 |
旅程 |
1日目
9月19日
水曜日 |
13:30成田発
17:40ウランバートル着 |
モンゴル航空OM502便(直行便)でウランバートルへ。
到着後、ホテルにチェックインして、パブレストランで夕食。
食事:機内食
宿泊:コンチネンタルホテル |
2日目
9月20日
木曜日 |
ウランバートル |
モンゴル岩塩現地工場見学後、テレルジのツェベクマ・キャンプに移動。
遊牧民ゲル訪問。
食事:朝昼夕
宿泊:ツェベクマ・キャンプ |
3日目
9月21日
金曜日 |
ウランバートル |
午前、テレルジ地区観光(亀石等)後、ウランバートルへ移動。市内観光。
自然史博物館、メルクーリ・ザハ、国立ドラマ劇場等で、見学、買物、観劇を楽しむ。
食事:朝昼夕
宿泊:コンチネンタルホテル |
4日目
9月22日
土曜日 |
06:45ウランバートル発
12:30成田着 |
早朝、車にてチンギス・ハーン国際空港へ。モンゴル航空OM501便で帰国の途に。成田国際航空到着後、関西へ。
食事:朝食(弁当)、機内食 |
旅行スタッフ |
現地旅行社 |
ボロル・インペクス社 BOLOR IMPEX CO.,LTD.
バートルツォクトさん |
現地担当者 |
B.イミナさん |
通訳 |
バャンバタさん |
企画 |
ボロル・インペクス社日本連絡事務所(オフィス・モンゴル)
内田敦之さん |
バートルツォクト、イミナさんご夫妻 |
バートルツォクトさんと通訳のバャンバタさん |
|