百人一首の風景               5    6
百人一首の風景 京都府宇治田原町 奥山 もみじ 鹿 秋
5猿丸大夫 奥山に もみぢふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき

阪本桃水(純子)書
歌意
奥深い山の中で、散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴いている鹿の声を聞くときが、秋はとりわけ悲しく感じられる。
鹿
作者プロフィール
.猿丸大夫
奈良時代の人とも、平安時代初期の人とも伝わる。
三十六歌仙の一人。伝説の歌人とされている。
猿丸大夫作百人一首
歌碑(猿丸大夫詠)

猿丸大夫とは
元明天皇の時代、または元慶年間頃の人物ともいわれ、実在を疑う向きもある。しかし『古今和歌集』の真名序(漢文の序)には六歌仙のひとりである大友黒主について、「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次(つぎて)なり」と述べていることから、すくなくとも『古今和歌集』が撰ばれた頃には、それ以前の時代の人物として知られていたものと見られる。

「猿丸大夫」という名について六国史等の公的史料に登場しないことから、本名ではないとする考えが古くからある。さらにその出自についても、山背大兄王の子で聖徳太子の孫とされる弓削王とする説、天武天皇の子弓削皇子とする説や道鏡説、また民間伝承では二荒山神社の神職小野氏の祖である「小野猿丸」とする説など諸説ある。

猿丸神社
猿丸神社本殿
猿丸神社 〒610-0201 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺小字粽谷44

猿丸神社駐車場

百人一首歌碑

一ノ鳥居

表参道

猿丸大夫故址
猿丸神社(さるまるじんじゃ)の社格は旧無格社。瘤取り(がん封じ)の効験あらたかと喧伝されており、近畿一円から参詣者が訪れる。
瘤(こぶ)とり祈願の神様“猿丸さん” 三十六歌仙の一人猿丸大夫を祀る。.
“猿丸さん”の呼称で信仰されて、この神は瘤(こぶ)などのできものに霊験があり、京阪神をはじめ各地から、たくさんの参詣者がある。
大祭は春秋2回、4月13日と9月13日で、毎月の13日を月の祭日としている。また、6月と12月の13日には「火焚き祭」が行われる。境内前の駐車場では毎月の例祭日に地元の特産品を販売する「猿丸市」が開かれ、大勢の人で賑わう。
境内は近年、寄付によってモミジが植栽され、「奥山に~」の歌にふさわしい紅葉の名所として11月には美しく彩られる。
猿丸大夫に関する伝説は日本各地にあり、芦屋市には猿丸大夫の子孫と称する者がおり、堺にも子孫と称する者がいたという。長野県の戸隠には猿丸村というところがあって、猿丸大夫はその村に住んでいたとも、またその村の出身とも伝わっていたとの事である。

2015年7月27日写真撮影

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