百人一首の風景                  
百人一首の風景 恨みわび 恋歌
65相模 恨みわび 乾さぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ

阪本桃水(純子)書
歌意
人のつれなさを恨み、我が身のつらさを悲しんでこぼす涙で、乾く暇もなく朽ちてしまう袖さえあるのに、その上、この恋の浮名が立って朽ちてしまうであろうわが名が惜しいことだ。
作者プロフィール
相模
998年~1068年
源頼光の養子。相模守の大江公資(きんより)の妻となり、相模とよばれる。離婚後、修子内親王に仕え、歌人として活躍。.

写真撮影

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(担当 / 阪本)