百人一首の風景                  
百人一首の風景  滋賀県大津市大谷町 逢坂の関 旅
10蝉丸  これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも あふ坂の関

阪本桃水(純子)書
歌意
ここがまあ、あの東国へ行く者も、都へ帰る者もここで別れ、また知っている者も知らない者も、ここで会うという逢坂の関なのだなあ。

蝉丸

作者プロフィール
蝉丸
「今昔物語集」によると、宇多天皇の皇子の雑役夫だったと書かれている。
ゆかりの地
逢坂の関は、百人一首をはじめ多くの歌に詠まれ、歌枕の中でも有名、山城国と近江国の境を成す逢坂山にあり、古来から畿内と東国とを結ぶ交通の要衝です。
逢坂の関跡の石碑は、京都側から国道1号線を進むと峠を上りきったところの横断歩道のところにあります。

写真撮影

所在地 滋賀県大津市大谷町22
交 通 京阪京津線大谷駅下車徒歩3分
     名神高速道路京都東IC又は大津IC下車10分

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(担当 / 阪本)