百人一首の風景                 
百人一首の風景 天女 天つ風 冬
12僧正遍昭 天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ

阪本桃水(純子)書
歌意
大空を吹く風よ、天女が帰ろうとする雲間の通い路を雲を吹き寄せて、閉じてしまっておくれ。この舞が終わってもあの美しい天女の姿を、いましばらくこの地上にとどめて眺めようと思うから。
作者プロフィール
僧正遍昭
816年~890年
出家前の名は、良峯宗貞。仁明天皇に仕えたが、天皇が亡くなったことを悲しんで、僧になった。三十六歌仙の一人。
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写真撮影

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