百人一首の風景                21    22
百人一首の風景 長月 有り明の月 秋
21素性法師 今来むと いひしばかりに 長月の 有り明の月を 待ち出でつるかな

阪本桃水(純子)書
歌意
「今すぐにいくよ」とあなたが言ってきたばかりに、それを真に受けて、9月の長い長い夜を待ち続け、とうとう有り明の月が出る明け方になってしまった。
当時の恋愛や結婚は、男性が女性の家に通って行くのが普通で、恋人を待つのは女性である。この歌は女性の気持ちになって詠ったものである。

歌の背景
歌を詠む機会が多かったころ、他の人になり代わって歌を詠んだり、誰かに頼まれて歌の上手な人が代理で詠んだりすることもあった。それを「代詠」という。男性が女性の立場で歌を詠むのも代詠の一つで、珍しいことではない。
作者プロフィール
.素性法師(そせいほうし)
出家前の本名は、良岑玄利(よしみねのはるとし)。僧正遍昭の子。父親の勧めで、出家した。三十六歌仙の一人。歌合で活躍。

歌碑(嵐山亀山公園)
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歌碑説明碑

歌碑(小倉百人一首文化財団建立)
素性(そせい)
素性(生年不詳 - 910年)は、平安時代前期から中期にかけての歌人・僧侶。桓武天皇の曾孫。遍照(良岑宗貞)の子。俗名は諸説あるが、一説に良岑玄利(よしみねのはるとし)。 三十六歌仙の一人。

経歴
素性は遍照が在俗の際の子供で、兄の由性と共に出家させられたようである。素性は父の遍照と共に宮廷に近い僧侶として和歌の道で活躍した。はじめ宮廷に出仕し、殿上人に進んだが、早くに出家した。仁明天皇の皇子常康親王が出家して雲林院を御所とした際、遍照・素性親子は出入りを許可されていた。親王薨去後は、遍照が雲林院の管理を任され、遍照入寂後も素性は雲林院に住まい、同院は和歌・漢詩の会の催しの場として知られた。後に、大和の良因院に移った。宇多天皇の歌合にしばしば招かれ歌を詠んでいる。
古今和歌集(36首)以下の勅撰和歌集に61首が入集し、定家の小倉百人一首にも採られる。家集に『素性集』(他撰)がある。
Wikipediaより引用

写真撮影

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