百人一首の風景                  
百人一首の風景 やすらわで 月 恋歌
59赤染衛門 やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな

阪本桃水(純子)書
歌意
あなたが来ないと知っていたら、迷わずに寝てしまったのに。あなたを待っているうちに夜がふけて、西にかたむいて沈んでいく月を見てしまいました。
作者プロフィール
.958年~1041年
赤染時用(ときもち)の娘。藤原道長の妻倫子と、娘の彰子に仕える。大江匡衡(まさひら)と結婚。和泉式部や紫式部たちと交流した。

写真撮影

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(担当 / 阪本)