百人一首かな手本集 阪本桃水書      本文へジャンプ
あらざらむ この世のほかの
   思い出に
 いまひとたびの 逢ふこともがな
               和泉式部
阪本桃水「かな手本集」制作中(アトリエにて)
「百人一首かな手本集」Web出版にあたって
 光情報㈱は創立10周年を記念して阪本桃水(純子)書「百人一首かな手本集」をWeb出版する運びになりました。
 「8年4ヵ月かかった。やっと書き上げたという思いがある。かな文字は美しさ、柔らかさ、清純な感じがあって、好き。」と振り返る91歳の書道家阪本桃水。
 「百人一首かな手本集」のネットでの公開は、作品を多くの人に見てもらおうということを願っています。作品をクリックすると拡大もできます。かな書の魅力をご堪能下さい。
阪本桃水のプロフィール
 阪本桃水(純子)は、大正6年大阪市で生まれ、昭和12年大阪女子師範(現大阪教育大学)を卒業、同年から昭和20年まで8年間大阪市内の小学校で教鞭をとりました。その間昭和17年に阪本朋久と結婚、昭和21年夫の故郷松山市に移り住み、三男一女に恵まれ、昭和36年洗心書道会所属、昭和45年一東書道会所属、同年書塾を開き、今日に至っています。なお、平成17年1月には東京カルチャーセンターの漢字博士位の認定を受けています。
かな手本集サイズ:半懐紙1/2縦25cm×横18cm
 半懐紙とは、書画用に作られた料紙で、料紙の寸法によって、全懐紙、半懐紙と呼ばれています。平安朝時代から近代に至るまで料紙に大きなものはなく「懐紙(1尺6寸×1尺2寸=約48×36cm)」と呼ばれる寸法が基本になっていました。
 何時しか、この懐紙を半分(8寸×1尺2寸=約24×36cm)に裁断した寸法を「半懐紙」と呼ぶようになり、これに対して「懐紙」本来の寸法を「全懐紙」と呼ぶようになりました。現在の全懐紙寸法は約50×36cm、半懐紙寸法は約25×36cmと少し変化しています。
百人一首かな手本集
2008年10月3日 原本発行
著    者 阪本桃水
発 行 人 阪本光弘
発 行 所 光情報株式会社
        〒636-0023
        奈良県北葛城郡王寺町太子1-12-4
        電話0745-33-7232
        URL http://www.hikarij.com
装丁・製本 セキ株式会社
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