近畿圏3:京都市 宮中a     
 百人一首の風景    本文へジャンプ
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阪本桃水(純子)書 寸松庵色紙
京都市 宮中 春の野 光孝天皇 15きみがため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
京都市内 桜 権中納言匡房 73たかさごの 尾のへの桜 咲にけり とやまのかすみ たたずもあらなむ
京都市 宮中 花の色 小野小町 9花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に
京都市 宮中 春の夜 周防内侍 67春の夜の 夢ばかりなる たまくらに かひなく 立たむ 名こそをしけれ
京都市 宮中 春の日 紀友則  33ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
京都市 北山 西園寺 入道前太政大臣 96花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり
京都市 ほととぎす 夏 後徳大寺左大臣 81ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる
京都市 夏の夜 清原深養父 36夏の夜は まだよひながら 明けぬるを 雲のいずこに 月やどるらむ 京都市 山風 秋 文屋康秀 22ふくからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
京都市 きりぎりす 秋 後京極摂政前太政大臣 91きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかもねむ 京都市 秋の野 文屋朝康 37白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
京都市 むら雨 秋 寂連法師 87むら雨の つゆもまだ干ぬ まきの葉に きり立ちのぼる 秋の夕ぐれ 京都市 ながらへば 藤原清輔朝臣 84ながらへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき
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